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【SANYU通信 024号】

※2021/5/20発刊内容となります。
お問い合わせやご注文はHP末尾”パートナー企業への相談”よりご連絡ください。



いつもSANYU通信をお読みいただきありがとうございます!
三友環境総合研究所 研究員 佐藤あづさです。。

今号では「廃プラスチック」についてレポートいたします。
 
近年廃プラスチックによる海洋汚染や生態系に与える悪影響への関心が一気に高まっており、世界各国や各地域で規制が強化されています。
日本でも昨年の7月からすべての小売店で、持ち手のついたプラスチック製レジ袋が有料化されました。
 
さて、ここでクイズです。
レジ袋の廃プラスチックに占める割合はどのくらいでしょうか?
A,10%  B,5%  C,2%
因みに日本では廃プラスチックが年間約850万t(2019年時点)排出されています。
 
さて、正解は Cの2%です。
なんだそれだけ!と思われた方もいらっしゃるかと思います。
レジ袋の有料化は廃プラスチック問題の根本的な解決にはなりません。象徴的意味合いが強く、消費者の環境意識を高め、過剰なプラスチック使用の抑制につながることが期待されています。

廃プラスチックのリサイクル方法としては、
・焼却したときの熱エネルギーを再利用する「サーマルリサイクル」
・製品原料として再利用する「マテリアルリサイクル」
・廃棄物を化学的に処理し、原料として再利用する「ケミカルリサイクル」
などがあります。
日本で一番多いのが「サーマルリサイクル」で約6割が処理されています。
確かに「プラスチックで海を汚さない」という観点から考えれば、環境負荷は下げられるといえるかもしれませんが、燃料にしてしまうと、結局、資源は減少となってしまうのです。
 
三友グループではコーポレートスローガンとして「環境と資源を守る」を掲げています。
 
ここでは廃プラスチック問題における「資源を守る」技術をご紹介いたします。
「メカニカルリサイクル」についてです。
 
メカニカルリサイクルは回収された使用済み廃プラを選別、粉砕、洗浄して表面の汚れ、異物を十分に取り除いた後に高温下に曝して、樹脂内部に留まっている汚染物質を拡散させ除染を行う手法です。

メカニカルリサイクルは回収された使用済み廃プラを選別、粉砕、洗浄して表面の汚れ、異物を十分に取り除いた後に高温下に曝して、樹脂内部に留まっている汚染物質を拡散させ除染を行う手法です。
ケミカルリサイクルに比べると、メカニカルリサイクルは大掛かりな分解設備や重合設備を使わないため、製造コストや環境負荷が低くなると言われています。
このように「環境」「資源」の両方に効果がある技術なのです。
 
さてSANYU通信24号ではケミカルリサイクルやメカニカルリサイクルといったプラスチックの再資源化に向けた新しい技術からのコンソーシアムの取り組みとして「使用済みプラスチックの再資源化事業への取組」についてご報告いたします。
 
参考:2019年プラスチック製品の生産・廃棄・再資源化・処理処分の状況
プラ協マテリアル2019.indd (pwmi.or.jp)

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本号のトピックス
 
1. 使用済みプラスチックの再資源化事業への取組
         新会社「株式会社アールプラスジャパン」への資本参加
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■新会社「株式会社アールプラスジャパン」への資本参加
 
三友プラントサービス株式会社は、サントリーMONOZUKURIエキスパートを中心とする共同出資会社「株式会社アールプラスジャパン」に資本参加し、使用済みプラスチックの再資源化事業に取り組み、技術・仕組みの構築を進めていきます。
 
アールプラスジャパンは米国バイオ化学ベンチャー企業・アネロテック社の技術を活用し、環境負荷の少ない効率的なプラスチック再資源化技術の開発に取り組んでいます。
 
当社では、事業活動を通じて持続可能な社会を実現・発展させていく取り組みを進めています。本共同出資事業への参画により、使用済みプラスチックの再資源化を推進し、バリューチェーンの一員として持続可能な社会の実現に向けて貢献してまいります。
 
詳しくはこちら
使用済みプラスチックの再資源化事業への取組|三友環境総合研究所 (sanyusoken.com)
 
 
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