【SANYU通信 013号】

※2020/11/9発刊内容（感染症対策に新しいラインナップが加わりました、今までの感染症対策を一挙ご紹介）となります。
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いつもSANYU通信をお読みいただきありがとうございます！

三友環境総合研究所　研究員の佐藤あづさです。

今回は 『触媒・光触媒』 についてレポートさせて頂きます。

皆さん、中学生の頃　『触媒』　について習ったことを覚えていますか。

「砂糖は燃えるのか？」

理科の先生が、砂糖に「灰」を、おまじないを言いながらつけると、あれ不思議！　砂糖が燃えるといった手品のような実験を体験された方がいらっしゃるのではないでしょうか。

砂糖自体が燃えることは難しいです。燃えるのに必要なアルカリ金属塩（不純物）が足りないのです。灰（たばこや蚊取り線香など）にはアルカリ金属塩がたくさん含まれていて、砂糖を燃やす手伝いをしてくれます。この現象を理科の言葉で 『触媒』と言うのです。
『触媒』とは自分だけではできないことを、助けを借りることで実現できることです。

さて 『光触媒』についてです。

『光触媒』とは、光を照らすことで、化学反応を促進する物質全体を指します。光のエネルギーで水を分解するというごく単純な反応が、驚くほど多くの応用を生み出し、学問・産業の両面で大きな需要を生み出しています。

この研究は東京大学の藤嶋氏、本多氏の研究から生まれ「本多・藤嶋効果」と呼ばれます。当初は水から水素エネルギーを生み出すことが期待されましたが大量生産に至りませんでした。しかし、ふとしたきっかけから（トイレの黄ばみを見て）『汚れの付着防止や細菌除去」という技術に応用されるようになり、酸化チタン光触媒を応用した製品を、日常生活でよく見かけるようになったのです。

トイレでの出来事から大きな発想の転換と研究者の努力から、衛生面や汚れ対策の技術が進化したのです。

参考：www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/features/f_00057.html

13号では、寒くなりエリアによってはコロナの感染者数が増えている傾向も出ていることから、光触媒技術を利用した衛生面・感染症対策の新商品をご紹介させていただきます。

本号のトピックス

1.　感染症対策に新しいラインナップが加わりました

【大空間の空気を一気に清浄】ALCURE

2.　今までの感染症対策を一挙ご紹介

洗浄・除菌用アルコール、ウイルオフ、AIサーマルカメラ

主任研究員　栗原　大樹よりレポートさせて頂きます。

佐藤研究員からのレポートにありましたように、感染症対策は自身の注意は必須ですが、自分だけではできないことを、助けを借りることで感染症対策を実現するといった対策も重要です。
「光触媒」の技術を使った対策新商品をご紹介いたします。

１．三友グループのおすすめする感染症対策に新たなラインナップが加わりました。

北海道などでの感染数の増が話題になっています。寒くなり、締め切った環境が原因でと言われています。オフィスや工場、店舗、受付フロントなどの大空間で効果を発揮する内容です。